鼻からファイバースコープを挿入する経鼻内視鏡(けいびないしきょう)を導入しています。口から入れる胃カメラと比較した場合、8割以上の患者様が「鼻から入れる方がかなり楽だ」と評価して頂いています。
口から入れる胃カメラは約11ミリの太さがありますが、鼻から入れる胃カメラは5.5ミリの細さです。
精密検査では、口から入れる胃カメラの必要があるかもしれませんが、「ガンかどうか」を判断する検査には経鼻内視鏡(けいびないしきょう)で十分だと思います。
挿入するほうの鼻に必要十分な、表面麻酔薬を使うことが重要です。
これがしっかり出来れば、検査が楽に成功することがほぼ決まったようなものです。
胃をキレイにする薬(消泡剤)を飲んでいただいた後から、鼻の表面麻酔に入ります。
検査には、鎮静剤(ちんせいざい)を基本的に使用しませんので、検査が終わったらすぐに帰宅出来ます。
※ご希望や状況に応じて鎮静剤(ちんせいざい)の使用も可能です。
車を運転しないと困る方、忙しい方、仕事中の方など、検査後用事がある人には最適の検査です。
検査中もモニターを見ることができるので、安心感が増すと感じる方が多いです。
口はふさがっていませんので、先生と話すことも可能です。
ポリープはガンに発展する可能性があります。
放置していると大きくなり、5~10年経過してポリープの中にガンが発生してくる可能性があります。
悪性が強く疑われるポリープは、提携病院で入院の上で切除が必要となります。
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